この記事のポイント
学童のお迎え時間の平均は何時?

結論:学童のお迎え時間の平均は17〜18時台が最多です。独自アンケートでは、17時台が約40%、18時台が約30%と、合わせて約7割の家庭がこの時間帯にお迎えをしています。19時以降(延長保育利用)は約15%、16時台(早めのお迎え)は約10%です。
| お迎え時間帯 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|
| 17:00〜17:30 | 約40% | 最多(時短勤務・パート) |
| 18:00〜18:30 | 約30% | フルタイム勤務の中心帯 |
| 19:00以降 | 約15% | 延長保育利用 |
| 16:00〜16:30 | 約10% | 早めのお迎え |
| その他 | 約5% | 不定期 |
平均お迎え時間が17〜18時台に集中する理由は、公立学童の閉所時間が多くの自治体で18時(延長で19時)に設定されているためです。共働き家庭は、この閉所時間に間に合わせるために勤務時間や通勤ルートを調整しています。
お迎え時間の平均は地域・働き方により大きく異なります。都心部フルタイム共働きは18時台、時短勤務・地方は17時台が中心です。自家庭の通勤時間を踏まえてシミュレーションしましょう。
学童のお迎え時間、何時まで大丈夫?
「仕事が18時に終わるけど、学童のお迎えに間に合う?」。お迎え時間の問題は、学童選びの最重要ポイントのひとつです。
保育園時代には20時まで延長ができた家庭でも、公立学童の閉所時間は18〜19時。この「1時間の壁」が、いわゆる「小1の壁」の正体のひとつです。
公立学童のお迎え時間

基本の開所時間
| 区分 | 開所時間 | 閉所時間 |
|---|---|---|
| 平日(通常) | 放課後 | 18:00 |
| 平日(延長) | 放課後 | 19:00 |
| 土曜日 | 8:00 | 17:00〜18:00 |
| 長期休暇 | 8:00 | 18:00(延長19:00) |
自治体によって閉所時間が異なります。東京23区では19時まで延長可能な区が増えていますが、18時30分までの区もあります。お住まいの自治体の規定を必ず確認しましょう。
東京都主要区の延長保育状況
| 区 | 通常閉所 | 延長後 | 延長料金(月額) |
|---|---|---|---|
| 世田谷区 | 18:15 | 19:15 | 2,500円 |
| 杉並区 | 18:00 | 19:00 | 2,000円 |
| 練馬区 | 18:00 | 19:00 | 3,000円 |
| 目黒区 | 18:15 | 19:15 | 2,500円 |
| 品川区 | 18:00 | 19:00 | 2,500円 |
※2026年3月時点の情報です。最新情報は各区の公式サイトでご確認ください。
民間学童のお迎え時間
民間学童は公立よりも長時間保育に対応しています。
民間学童の一般的な閉所時間
- 標準プラン: 〜19:00
- 延長プラン: 〜20:00
- 最長プラン: 〜21:00(一部の施設)
- 延長保育(学童)とは?
通常の閉所時間を超えて子どもを預かるサービス。公立学童では自治体の制度として運営され、月額制の申請が必要です。民間学童では月額制またはスポット利用(1回ごと)が選べる施設が多いです。
民間学童の延長料金パターン
| 料金体系 | 内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 月額固定制 | 毎月定額で延長利用 | 月額5,000〜15,000円 |
| スポット制 | 利用した日のみ課金 | 30分あたり500〜1,000円 |
| コースに含む | 延長料金がコース料金に含まれる | 追加費用なし |
お迎え時間の決め方|共働き家庭の実例

お迎え時間は、勤務形態・通勤時間・子どもの体力で決まります。代表的な3パターンを紹介します。
パターン1:時短勤務(16:00退勤)の家庭
- お迎え時間目安: 17:00〜17:30
- メリット: 公立学童の通常枠で十分。延長保育不要で費用を抑えられる
- 注意点: 時短終了後(子どもが小3〜4年生)は勤務時間が延びるため、早めに延長保育や民間学童併用を検討
パターン2:フルタイム勤務(18:00退勤)の家庭
- お迎え時間目安: 18:30〜19:00
- メリット: 公立学童の延長保育(19時まで)でギリギリ対応可能
- 注意点: 電車遅延や残業が入ると間に合わない。代理お迎えの事前登録は必須
パターン3:残業多め(19時以降退勤)の家庭
- お迎え時間目安: 19:30〜21:00
- 選択肢: 民間学童(20〜21時対応)への切り替え、または公立+ファミサポの併用
- 注意点: 延長保育だけでは対応不可。入所前に民間学童の見学を並行して実施
お迎え時間が19時を超える見込みなら、公立学童だけでは難しいです。入所前に「週に何日19時を超えるか」を記録し、民間学童・シッター併用を含めたプランBを準備しましょう。
お迎えに遅れそうなときの対処法

仕事の急な残業や電車の遅延など、お迎えに遅れそうな場面は必ずやってきます。
遅刻時の基本ルール
- すぐに電話連絡を入れる: 何時になるか見通しを伝える
- 代理お迎えを手配する: 事前登録した代理人に連絡
- 到着時にお詫びする: スタッフへの感謝と謝罪を忘れずに
ほとんどの学童では「お迎え代理人」の事前登録制度があります。配偶者、祖父母、信頼できる知人など、最低2〜3名を登録しておきましょう。登録していない人にはお子さんを引き渡してもらえません。
遅刻を繰り返すとどうなる?
- 口頭での注意: まずはスタッフから改善を求められる
- 書面での警告: 繰り返す場合は書面での通知
- 延長保育の利用推奨: 延長保育への切り替えを提案される
- 最悪の場合: 退所勧告(非常にまれ)
Q: 閉所時間を過ぎても子どもは安全ですか?
閉所時間を過ぎてもスタッフが残って対応してくれます。ただし、残っているスタッフは最小限になるため、子どもが不安を感じることがあります。また、スタッフの超過勤務にもなるため、常態化は避けましょう。
お迎え時間を延ばすための選択肢

公立学童のお迎え時間が足りない場合の対策を紹介します。
選択肢1:延長保育を申請する
最も基本的な方法です。自治体の窓口や学童施設で申請手続きを行います。就労証明書が必要な場合があります。
選択肢2:民間学童に切り替える
20時以降まで対応可能な民間学童に変更する方法です。費用は上がりますが、時間の余裕が生まれます。
選択肢3:公立+民間のダブル利用
放課後は公立学童で過ごし、公立の閉所後に民間学童に移動するパターンです。一部の地域で実践されています。
選択肢4:ファミサポ・シッターとの併用
学童のお迎えをファミサポ会員やベビーシッターに依頼し、自宅で保護者の帰宅まで過ごす方法です。
お迎え時間の問題は、入所前に必ずシミュレーションしましょう。「最寄り駅から学童まで何分かかるか」「残業が入った場合のプランB」を事前に準備しておくだけで、精神的な余裕が全く違います。
お迎え時の子どもの様子をチェック

お迎えの時間は、子どもの様子を観察する貴重な機会でもあります。
- 表情: 楽しそうか、疲れていないか
- 友達関係: 特定の子と仲良くしているか
- スタッフとの関係: 信頼関係ができているか
- 連絡帳: その日の活動内容や特記事項を確認
まとめ

学童のお迎え時間は、公立は18〜19時、民間は20〜21時が目安です。自分の働き方に合った施設を選ぶことが最重要ですが、遅刻時のバックアッププランも必ず準備しておきましょう。
お迎え時間は学童選びの最も現実的な判断基準です。見学時に必ず確認してください。




