この記事のポイント
英語学童とは?――2タイプの違いを最初に押さえる
英語学童とは、放課後の預かり保育に英語学習を組み合わせた民間学童の総称です。運営形態には2タイプがあり、選び方の起点になります。
| タイプ | 特徴 | 代表ブランド |
|---|---|---|
| オールイングリッシュ型 | 施設内の会話・指示すべてが英語。ネイティブ+日本人バイリンガル講師常駐 | Kids Duo、グリーンベア KES |
| 英語プログラム併設型 | 通常の学童運営+オプションで英語レッスン受講 | リックキッズ(リックカレッジ)、アフタースクールワイズ(Lepton) |
「とにかく英語浸け」を狙うならオールイングリッシュ型、「学童+週1〜2回の英語」で十分ならプログラム併設型がコスト効率が高い、という棲み分けです。
英語学童の料金相場(公式情報ベース)
主要4ブランドの公式・準公式情報から月謝レンジを整理しました。入会金・施設管理費・おやつ代は別途かかる点に注意してください。
| ブランド | プラン | 月謝(税込) | 入会金 |
|---|---|---|---|
| Kids Duo | 小学生・週2回 | 36,300円前後(要問合せ) | 22,000円 |
| Kids Duo | 小学生・週5回 | 71,280円前後(要問合せ) | 22,000円 |
| グリーンベア KES(武蔵浦和) | 9時間(高学年限定) | 13,310円 | 22,000円 |
| グリーンベア KES(武蔵浦和) | 12時間 | 23,500円 | 22,000円 |
| グリーンベア KES(武蔵浦和) | パスポート(無制限) | 59,290円 | 22,000円 |
| リックキッズ | 週2回 | 37,609円 | 14,500円 |
| リックキッズ | 週5回 | 62,678円 | 14,500円 |
| リックキッズ・リックカレッジ(英語) | 月額オプション | 5,980円〜 | – |
| アフタースクールワイズ Lepton | 週2回・教材費 | 入門/初級/中級 1冊2,200円、上級/READING/GRAMMAR 1冊2,640円 | – |
Kids Duoの月謝は公式サイトには明記がなく、第三者まとめサイトの参考値です。最寄りスクールで必ず最新見積もりを取得してください(出典:Kids Duo公式、Kids Duo公式トップ)。
公立学童との料金差
公立学童は月4,000〜10,000円が中心相場(墨田区4,500円、市川市8,000円+おやつ代2,000円など)。週5回通学で英語学童を選ぶと、公立比で月額5万円〜6万円高い計算になります。年間に直すと60〜72万円の差で、習い事代わりに「英語+預かり」を一括で取りに行くか、公立+オンライン英会話で分けるかの判断が必要です。
ブランド比較:4つの代表的英語学童
1. Kids Duo(キッズデュオ)|全国210校以上のオールイングリッシュ型
Kids Duo公式・小学生コース の情報から:
- 対象:小学1年生〜小学6年生
- 預かり時間:14:00〜19:15(延長で最長20:30)
- 講師体制:ネイティブスピーカー+日本人バイリンガルのダブル体制
- カリキュラム:200種類以上のテーマで日替わりプログラム(工作・ダンス・演劇など)
- 送迎:小学校から専用バス送迎(ドライバー+添乗員2名体制)
- 教室数:全国210校以上(2025年2月末時点)
- 特徴:1日最大6時間英語環境、週4日通学で約3.4年で2,000時間に到達
公立学童との併用も公式に推奨されており、「学校→公立学童→Kids Duo(夕方〜)」という連結利用パターンも多く見られます。
2. グリーンベア KES(キッズイングリッシュステーション)|時間プラン制で柔軟
グリーンベア武蔵浦和本校・料金 の情報から:
- 料金体系:週回数ではなく「月間利用時間」で選ぶ独特の方式
- プラン:パスポート(無制限)¥59,290/24時間 ¥47,300/12時間 ¥23,500/9時間(高学年限定)¥13,310
- 入会金:¥22,000
- 施設管理費:月額¥780〜¥3,750(プランで変動)
- 超過料金:15分毎¥420
- 特徴:オールイングリッシュ環境+日本人バイリンガル講師サポート、迎車サービス(指定エリア小学校)
- エリア:武蔵浦和本校、ベイサイド船橋校など
「月12時間プラン」は週3回×1時間程度の感覚で、英会話教室+αの感覚で使えるのが特徴です。一方、「パスポート」は事実上の英語学童フル利用形態。家庭の利用密度に合わせた段階選択ができる点が他社と異なります。
3. リックキッズ|送迎込みで22時まで対応の併設型
リックキッズ公式・コースと料金 の情報から:
- 対象:年中以下(プレ予約)〜小学生
- 預かり時間:平日 13:00〜19:00(長期休暇は8:00〜19:00、最長22時まで延長可)
- エリア:品川区・豊島区・足立区・江東区・江戸川区・墨田区・台東区・中央区・文京区・港区
- 入会金:14,500円
- 月謝:週1回 20,878円/週2回 37,609円/週3回 49,478円/週4回 59,378円/週5回 62,678円
- 食事:1食658円で夕食提供
- 送迎:レギュラー会員は無料
- 英語プログラム:リックカレッジ(英会話・理科実験・絵画など)月¥5,980、2科目目以降は半額
リックキッズは**「学童+習い事のオプション」型**の代表格。英語のみを取りたい家庭は「リックカレッジ・英会話」を月5,980円で追加する形になります。送迎・夕食・最長22時の延長など、共働きの実務負担を吸収する設計が強みです。
4. アフタースクールワイズ|Z会グループの学童+多教科型
アフタースクールワイズ武蔵浦和 の情報から:
- 運営:A&I Inc.(Z会グループ傘下)
- 対象:年少〜小6(プレ会員:年少〜年長/レギュラー会員:小1〜小6)
- 英語:子ども英語教室「Lepton」+アクティブイングリッシュ
- 送迎:対象小学校6校(浦和大里小、浦和別所小など)
- その他講座:そろタッチ、図形パズル、速読解力講座
- 福利厚生:ベネフィット・ワン、WELBOX、リロクラブ対応
Z会グループの学習設計を背景に、英語に加えて算数・国語の探究講座を併設できる点が他ブランドと異なります。料金は要問合せです。
英語学童の選び方|5つのチェックポイント
公式情報を比較してみると、料金以上に運営方針の差が大きいことが分かります。以下の5点で家庭のニーズに合うかを判断してください。
1. 英語に浸る時間 vs 学童時間のバランス
「週2回×2時間」では年間の英語接触時間は約200時間。一方、Kids Duoの週4日フル利用は約2,000時間に達します。目的(英会話力 or 学童+α)を最初に決めるのが選定の起点です。
2. 預かり時間の長さ
| ブランド | 平日終了時刻 | 延長 |
|---|---|---|
| Kids Duo | 19:15 | 最長20:30 |
| リックキッズ | 19:00 | 最長22:00 |
| グリーンベア KES | 18:45(推定) | 超過15分¥420 |
| アフタースクールワイズ | 19:00 | 要問合せ |
通勤時間の長い家庭はリックキッズの22時延長が現実的選択肢になります。
3. 送迎の有無と対象校
送迎は「対象校」が決まっていることがほとんど。入会前に通学校が送迎対象に入っているかを必ず確認してください(特にグリーンベア・アフタースクールワイズは校舎ごとに範囲が異なります)。
4. 兄弟割引・福利厚生割引
リックキッズは双子の場合「2人目入会金免除+月額4割引」、ひとり親家庭は「入会金半額+月額1割引」。アフタースクールワイズはベネフィット・ワン/WELBOX/リロクラブ対応。勤務先の福利厚生サービス経由で割引が出るかも要確認です。
5. 公立学童との併用可否
Kids Duoは公式に併用OKと明記。リックキッズも併用前提のスケジュール設計が可能です。**「公立学童で受け皿確保+週2回の英語学童」**は、コストを抑えつつ英語接触を増やす王道パターンです。
申込・体験の進め方
英語学童は人気施設ほど前年秋〜冬で定員が埋まる傾向があります。具体的な進め方は以下のとおり。
- 9〜10月:候補3施設の体験予約
- 10〜11月:体験参加・運営方針/講師との相性確認
- 11〜12月:第一希望の入会申込/入会金支払い
- 3月:入会説明会・教材購入
- 4月:通学開始
並行して、地域の公立学童の申込時期 も把握しておきましょう。公立は12月〜1月の一斉受付が中心です。
まとめ:英語学童は「目的×時間×送迎」で選ぶ
英語学童は月3〜7万円と公立学童の数倍の費用がかかりますが、「英語浸け環境」と「長時間預かり」を一体で取れることが最大の価値です。
- 「英語接触量を最大化したい」→ Kids Duo・グリーンベアKES(オールイングリッシュ型)
- 「学童+習い事として英語も」→ リックキッズ・アフタースクールワイズ(併設型)
- 「夕食・延長・送迎で実務を楽にしたい」→ リックキッズ
- 「Z会の学習設計+多教科」→ アフタースクールワイズ
最終的な料金・空き状況は必ず各施設の最新公式情報で確認してください。本記事の数値も施設・年度により変動します。


