この記事のポイント
学童でプログラミングを学ぶ時代が来た?
2020年から小学校でプログラミング教育が必修化され、子どもにプログラミングを学ばせたいと考える保護者が増えています。しかし、平日の習い事は送迎の問題がつきもの。そこで注目されているのが、学童内で受けられるプログラミング教室です。
- ビジュアルプログラミングとは?
テキスト(文字)でコードを書くのではなく、ブロックを組み合わせてプログラムを作る方式。Scratchが代表的で、小学生でも直感的にプログラミングの概念を学べます。
学童でのプログラミング教室は、外部教室と比べて以下の特徴があります。
- 送迎不要で保護者の負担がゼロ
- 友達と一緒に学べるので楽しく続けやすい
- 外部教室より料金がリーズナブル
- 体験からスタートしやすい環境
学童のプログラミング教室にはどんな種類がある?
民間学童で提供されているプログラミング教室の主なカリキュラムを紹介します。
| カリキュラム | 内容 | 対象学年 | 月額目安 | |-------------|------|----------|----------| | Scratch | ゲーム・アニメ制作 | 1〜6年 | 5,000〜8,000円 | | ロボットプログラミング | ロボット組立+制御 | 1〜6年 | 8,000〜12,000円 | | マインクラフト | ゲーム内でプログラミング | 1〜4年 | 5,000〜8,000円 | | micro:bit | 電子工作+プログラミング | 3〜6年 | 6,000〜10,000円 | | タイピング | キーボード入力練習 | 2〜6年 | 3,000〜5,000円 |
低学年にはScratchやマインクラフトなど、遊びの延長で始められるカリキュラムがおすすめ。3年生以降はロボットプログラミングやmicro:bitなど、実物を使ったものが理解を深めます。
プログラミング教室で本当に力がつくの?
「遊んでいるだけでは?」と心配になる保護者もいるでしょう。実際にプログラミング教室で身につく力を整理します。
直接的に身につく力:
- プログラミングの基本概念(順次・反復・条件分岐)
- 論理的思考力
- 問題解決能力
- コンピューターリテラシー
間接的に身につく力:
- 試行錯誤する粘り強さ
- 創造力・表現力
- 協調性(チーム制作の場合)
- プレゼンテーション能力(発表会がある場合)
プログラミングの本質は「コードを書くこと」ではなく「問題をどう分解し、どう解決するか」を考える力です。学童のプログラミング教室は、まさにこの思考力の基礎を楽しみながら育てる場になっています。
実際のレッスンはどんな流れで進む?
Scratchを使ったプログラミング教室の典型的なレッスン内容を紹介します。
月4回(週1回60分)のカリキュラム例:
第1〜2か月目:基礎編
- Scratchの基本操作を覚える
- キャラクターを動かしてみる
- 背景を変える、音を出す
第3〜4か月目:応用編
- 簡単なゲームを作る(もぐらたたき、迷路など)
- 条件分岐を学ぶ(「もし〜なら」)
- 変数を使ってスコアを表示
第5〜6か月目:発展編
- オリジナルゲームの企画・制作
- 友達の作品を試遊&フィードバック
- 発表会での作品プレゼン
Q: パソコンやタブレットは自分で用意する必要がありますか?
多くの学童では施設のパソコンやタブレットを使用するため、個人での用意は不要です。ただし、自宅で練習したい場合は家庭にもパソコンがあると理想的です。Scratchは無料で利用できます。
外部のプログラミング教室と比べてどう違う?
学童内のプログラミングと外部教室を比較します。
| 比較項目 | 学童のプログラミング | 外部プログラミング教室 | |----------|--------------------|--------------------| | 料金 | 月額5,000〜12,000円 | 月額10,000〜20,000円 | | 送迎 | 不要 | 必要 | | レッスン時間 | 45〜60分/回 | 60〜90分/回 | | カリキュラム | 基礎〜中級 | 基礎〜上級 | | 講師 | 外部派遣が多い | 専門講師が常駐 | | クラス人数 | 10〜20人 | 4〜8人 | | 個別対応 | 難しい | しやすい | | 検定対応 | なし〜一部対応 | 対応している教室多い |
学童のプログラミングは「入門・お試し」として最適です。子どもが興味を持ち、本格的に学びたいとなった場合は、外部の専門教室への移行も検討しましょう。
プログラミング教室のある学童を選ぶポイントは?
失敗しないための選び方のコツを紹介します。
1. カリキュラムの体系性
- 単発的な内容ではなく、段階的に学べるカリキュラムがあるか
- 半年〜1年で完結するプログラムか
2. 講師の質
- プログラミング教育の資格や経験があるか
- 子どもとのコミュニケーションが上手か
- 毎回同じ講師が担当するか
3. 少人数制
- 1人の講師に対して何人の生徒か
- 個別にフォローしてもらえるか
4. 発表の機会
- 作品発表会やコンテストへの参加があるか
- 保護者に学びの成果を見せる機会があるか
Q: プログラミングに興味がない子でも楽しめますか?
マインクラフトやゲーム制作から入ると、プログラミングに関心がなかった子でも夢中になることが多いです。まずは体験レッスンで反応を見てみましょう。
まとめ:学童のプログラミングで未来のスキルを楽しく
学童でのプログラミング教室は、送迎不要・リーズナブル・友達と一緒に学べるという三拍子が揃った選択肢です。これからの時代に求められるスキルを、遊びの中で自然に身につけられる環境を、ぜひ検討してみてください。