この記事のポイント
はじめに――この座談会について
「学童で英語やプログラミングの習い事ができるって聞いたけど、実際どうなの?本当に効果ある?」
共働き家庭にとって、学童の時間を「ただ預かるだけ」ではなく「習い事の時間」にも活用できたら理想的です。しかし、民間学童のプログラムは本当に身になるのか、費用に見合うのか、気になりますよね。
学童のくちコミでは、学童の習い事プログラムを利用中・検討中の都内在住ママを募集し、座談会を実施しました。 英語プログラムで成果を感じているママ、プログラミング特化の学童に通わせているママ、あえて習い事なしの公立学童を選んだママ、複数の習い事付き民間学童を選んだママ――立場の異なる4人に、本音で語っていただきました。
座談会メンバー紹介
| 名前(仮名) | 居住地 | お子さん | 学童の習い事状況 | |---|---|---|---| | 井上さん | 目黒区 | 小2男子 | 英語プログラムのある民間学童。英語力の変化を実感 | | 松本さん | 品川区 | 小1女子 | プログラミング特化の学童。論理的思考が身についた | | 木村さん | 練馬区 | 小2男子 | 習い事なしの公立学童。別途外部の習い事に通わせている | | 加藤さん | 世田谷区 | 小3女子 | 複数の習い事付き民間学童。送迎の手間がゼロに |
なぜ「学童で習い事」を選んだの?(選ばなかったの?)
――まず、今の学童を選んだ理由を教えてください。
保育園のときから英語教室に通わせていたんですけど、小学校に上がったらお迎え→英語教室への送迎が物理的に無理になって。それで英語プログラムのある民間学童を探し始めたんです。学童にいる間に英語をやってくれるなら、送迎の問題が一気に解決するじゃないですか。
うちは夫がエンジニアで、「これからの時代、プログラミング的思考は必須」ってずっと言っていて。品川区にプログラミングに力を入れている民間学童があると知って、入学前から見学に行きました。Scratchを使ったカリキュラムがしっかりしていたのが決め手でしたね。
正直、民間学童の存在は知ってたんですけど、費用がネックで。公立学童なら月5,000円じゃないですか。その分浮いたお金で、週2回のスイミングと週1回のそろばんに通わせてます。ただ、送迎はもう毎日バタバタで……(苦笑)。
うちは英語・プログラミング・書道・体操が全部学童の中でできるところを選びました。以前は学童が終わってから英語教室に連れて行って、帰宅が20時過ぎになることもあって。娘も疲れるし、私もヘトヘトで。今の学童にしてからは、お迎えの時点で全部終わってるので、本当にラクになりました。
学童の英語プログラム――実際の効果はどう?
――井上さんのお子さんは英語プログラム付きの学童に通われていますが、実際に英語力の変化は感じますか?
正直、最初の3ヶ月くらいは「高い学童費を払ってるだけじゃないか」って不安でした。息子に「今日英語なにやったの?」って聞いても「わかんない」とか「歌うたった」としか言わないし。
でも半年くらい経ったとき、テレビで英語の歌が流れたら息子が一緒に口ずさんでたんです。発音もちゃんとしてて。そこから急に伸びた感じがあって、1年経った今は英検5級に合格しました。小2で5級って、外部の英語教室に週1で通ってたときより明らかに早いペースです。
――なぜ学童の英語の方が効果が出たんでしょう?
やっぱり毎日触れるのが大きいと思います。外部の英語教室って週1回50分じゃないですか。学童だと毎日30分〜1時間、ネイティブの先生と英語で過ごす時間がある。週に換算すると5倍くらい英語に触れてることになるんですよね。
あと、「お勉強」じゃなくて「遊びの中で自然に英語を使う」っていう環境なのも良かったみたいです。英語でゲームしたり、おやつの時間にネイティブの先生と会話したり。抵抗感がなくなるのが早かったです。
うちの娘も英語プログラムを受けてますけど、同じ感覚です。小3で英検4級に受かったのは学童の英語のおかげだと思ってます。外部の英語教室だけだったら、まだ5級にも受かってなかったかもしれない。
ただ、うちの学童は講師がネイティブの日と日本人バイリンガルの日があって、ネイティブの日の方が明らかに効果が高いなと感じてます。講師の質は学童によって本当にバラバラなので、見学のときに必ず確認した方がいいです。
英検の結果を聞くと、うちも民間学童にすればよかったかなって思いますね……。うちは週1回の英語教室なんですけど、正直あんまり伸びてる実感がなくて。先生は優しいんですけど、週1回だとどうしても「先週やったことを思い出す」ところから始まるので、なかなか進まないんですよね。
学童のプログラミング教室――「論理的思考」は本当に身につく?
――松本さんのお子さんはプログラミング特化の学童ですね。入ってみてどうですか?
プログラミングって、最初は「小1にわかるの?」って半信半疑だったんです。でも子どもの吸収力ってすごくて。Scratchで自分のゲームを作れるようになったのが入って4ヶ月目くらい。今はもう自分でストーリー考えて、キャラクターのアニメーションつけて、BGMまで入れてます。小1ですよ?(笑)
この前、夫が見て「俺が大学で初めてプログラミング触ったときより理解が早い」って驚いてました。
――「論理的思考が身についた」とのことですが、具体的にどういう場面で感じますか?
一番わかりやすかったのは、算数の文章題です。以前は「なにをすればいいかわからない」ってフリーズしてたんですけど、最近は「まず何がわかってて、何を求めるのか」を自分で整理できるようになった。先生にも「論理の組み立てが上手になった」って言われました。
あとは日常生活でも、「こうしたらこうなって、だからこうする」っていう段取りを考えるのが上手くなりましたね。お片づけとか、出かける前の準備とか。プログラミングの「順次処理」の考え方が自然に身についてるんだなって。
うちの学童にもプログラミングの時間があるんですけど、週2回で1回60分。松本さんのところはプログラミング特化なので、たぶんもっと時間が長いですよね?
そうですね、うちは週3回で1回90分。しかもプログラミングだけじゃなくて、ロボット工作の日やタブレットでデザインする日もあって、STEM教育全体をカバーしてる感じです。発表会もあって、自分の作品をみんなの前でプレゼンするんですよ。人前で発表する力も鍛えられてると思います。
プレゼンまであるんですか!うちの学童にもプログラミングのオプションがあるんですけど、月2回だけで、正直お遊びレベルかなって。松本さんの話を聞くと、プログラミングに関しては特化型の方が効果が出やすそうですね。
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学童内の習い事 vs 外部の習い事 ―― 費用・時間・効果を徹底比較
座談会の中で、学童内の習い事と外部の習い事教室の違いが何度も話題になりました。4人の実体験をもとに比較表にまとめます。
費用の比較
| 項目 | 学童内の習い事(民間学童) | 外部の習い事教室 | |------|--------------------------|-----------------| | 英語の月額 | 学童費に含まれる〜+5,000円/月 | 8,000〜15,000円/月 | | プログラミングの月額 | 学童費に含まれる〜+8,000円/月 | 10,000〜18,000円/月 | | 学童の基本料金 | 30,000〜60,000円/月 | 公立: 5,000〜15,000円/月 | | 送迎の交通費 | 0円(学童内で完結) | 月2,000〜5,000円 | | 親の時間コスト | なし | 送迎に週2〜4時間 |
効果の比較
| 観点 | 学童内の習い事 | 外部の習い事教室 | |------|--------------|-----------------| | 頻度 | 毎日〜週3回 | 週1回が一般的 | | 1回あたりの時間 | 30〜90分 | 50〜60分 | | 月間の総学習時間 | 8〜18時間 | 3〜4時間 | | 講師の専門性 | 学童により差が大きい | 専門講師が多い | | カリキュラムの体系性 | 学童により差が大きい | 体系的な教材が多い | | 子どもの負担 | 移動がなく低い | 移動の疲れがある | | モチベーション | 友達と一緒で維持しやすい | 個人の意思に依存 |
この表を見ると、トータルの学習時間が全然違うんですね……。うちは週1の英語教室に月12,000円払ってるんですけど、月の総学習時間は4時間弱。民間学童だと同じ英語でも月に10時間以上触れてるわけでしょう?そりゃ差がつきますよね。
しかも送迎の手間を考えると、正直民間学童の方がコスパいいのかもしれない。今まで「公立+外部習い事」が最安だと思ってたんですけど、考え方を変えないとダメかも。
うちは以前、学童とは別に英語教室・プログラミング教室・書道教室に通わせてたんです。月の習い事代だけで35,000円。それに公立学童の5,000円を足すと40,000円。今の民間学童は月55,000円で習い事が全部込みなので、差額は15,000円。
でもその15,000円で送迎地獄から解放されたんですよ。以前は週3日、学童→英語教室→帰宅って移動してて、夕飯が21時になることもザラでした。今は18時半にお迎えに行くだけ。もう戻れないです。
「習い事なし」の公立学童を選ぶメリットもある
――木村さんは、あえて公立学童を選んでいますよね。
もちろんメリットはありますよ。まず費用が圧倒的に安い。月5,000円で放課後の居場所が確保できるのは、家計的には本当にありがたい。
あと、公立学童のいいところは自由遊びの時間が多いこと。うちの息子は友達と走り回ったりドッジボールしたりするのが大好きで、「学童楽しい」って言ってます。習い事ばかりだと子どもが疲れちゃうっていう話も聞くので、低学年のうちは「たっぷり遊ぶ」のも大事なんじゃないかなって。
それはありますよね。うちの学童はプログラムが多い分、自由遊びの時間が少ないのは気になってます。娘は「もっと友達と遊びたい」って言うこともあって。バランスは大事だなって思います。
うちの学童は習い事の時間と自由遊びの時間がバランスよく分かれてるので、娘はそこまで不満はないみたいです。ただ、小3になって学校の宿題も増えてきたので、習い事の数を減らすことも検討中です。詰め込みすぎは良くないですよね。
――木村さんの場合、外部の習い事との両立で大変なことはありますか?
大変なのは、ズバリ送迎です。学童のお迎えが17時半、スイミングが18時開始。その間30分で自宅に戻って着替えさせて、プールまで車で10分。もう毎回時間との勝負で。
あと、学童を「早退」して習い事に行く日もあって。そうすると学童にいる時間が2時間くらいになっちゃって、「今日はほとんど遊べなかった」って息子が不満そうなときもあります。
送迎問題は本当にわかります。民間学童を選んだ一番の理由がそれでしたから。学童の中で英語もやってくれるなら、親がバタバタ走り回らなくていいっていう。時間は有限ですからね。
「学童+習い事」最適な組み合わせはどう考える?
――最後に、「学童+習い事」の理想的な組み合わせについて、皆さんの考えを聞かせてください。
3年間いろいろ試してきた結論としては、「学童で2つ、外部で1つ」くらいが最適かなって思ってます。学童でできる習い事はそこで済ませて、学童にないもの(うちの場合はピアノ)だけ外部で通わせる。子どもの負担も親の負担もちょうどいいバランスです。
うちは英語は学童内で毎日やれてるので満足なんですけど、運動系は学童だけだと足りないかなって。なので週末にサッカー教室に通わせてます。学童では「毎日コツコツ系」の習い事、外部では「週1しっかり系」の習い事、っていう使い分けがいいと思います。
プログラミングは特に、毎日少しずつやる方が身につくと思います。週1回だと「前回やったことを忘れる」ループにハマるので。英語も同じですよね。だから語学やプログラミングみたいな積み上げ型の習い事は学童内でやるのが効率的だと思います。
今日の話を聞いて、うちもそろそろ民間学童を真剣に検討しようと思いました。費用面でずっと避けてたんですけど、トータルコストで考えたらそこまで差がないかもしれないし、何より送迎の負担が減るのが大きい。このサイトで近くの民間学童を調べてみます。
「学童+習い事」の組み合わせパターン
座談会の内容をもとに、3つの典型的なパターンをまとめました。
| パターン | 内容 | 月額目安 | おすすめの家庭 | |---------|------|---------|--------------| | A. 民間学童(習い事込み)のみ | 英語・プログラミングなどを学童内で完結 | 35,000〜60,000円 | 送迎の手間をゼロにしたい家庭 | | B. 民間学童+外部1つ | 学童でメインの習い事+週末に運動系など | 40,000〜70,000円 | バランス重視の家庭 | | C. 公立学童+外部2〜3つ | 費用を抑えつつ外部教室に通わせる | 25,000〜50,000円 | 費用重視・送迎が可能な家庭 |
よくある質問
Q. 学童の英語プログラムでどのくらい英語力が伸びますか?
民間学童の英語プログラムを1年以上利用した保護者の声では、英検5級・4級に合格する小学2〜3年生も出ています。毎日30〜60分の英語環境に触れることで、リスニング力やスピーキングへの抵抗感が大きく改善するケースが多いです。ただし、ネイティブ講師の有無やカリキュラムの質は学童によって差が大きいため、見学時に必ず確認しましょう。
Q. 学童のプログラミング教室は何歳から受けられますか?
多くの民間学童では小学1年生から受講可能です。Scratchやビスケットなどビジュアルプログラミングからスタートし、学年が上がるにつれてロボットプログラミングやテキストベースの言語に移行するカリキュラムが一般的です。プログラミング特化型の学童では、作品発表会やコンテスト参加の機会もあります。
Q. 学童の習い事と外部の習い事、どちらがコスパがいいですか?
学童内の習い事は月額料金に含まれていたり、追加料金が1科目あたり月3,000〜8,000円程度と外部教室(月8,000〜15,000円)より割安なケースが多いです。さらに送迎の手間・交通費・親の時間コストを含めると、トータルでは学童内プログラムが有利になることが多いです。ただし講師の専門性は外部教室が上回る場合もあるため、お子さんが特定分野で本格的に伸ばしたい場合は外部教室も検討してみてください。
Q. 公立学童でも習い事プログラムはありますか?
公立学童では基本的に体系的な習い事プログラムは提供されていません。一部自治体で外部講師を招いた月1〜2回のイベント的な活動を行う施設もありますが、民間学童の毎日〜週3回のカリキュラムとは大きく異なります。公立学童で習い事をさせたい場合は、別途外部の教室に通わせる必要があります。
Q. 学童と外部の習い事を両立させるコツはありますか?
週のスケジュールを「学童の日」と「習い事の日」で明確に分けることがポイントです。学童が送迎対応している場合は、学童から習い事教室への送迎を依頼できるケースもあります。子どもの負担を考え、放課後の予定は週4日以内に抑えるのがおすすめです。また、学童の退所時間と習い事の開始時間の間に余裕があるかも必ず確認しましょう。
まとめ――「学童の時間」を子どもの成長につなげる
今回の座談会で見えてきたのは、学童の習い事は「頻度の力」で確実に効果が出るということです。
- 英語は「毎日触れる」環境が最も効果的。週1回の外部教室と比べ、学童内の英語プログラムは学習時間が3〜5倍になる
- **プログラミングは「積み上げ型」**の学習。学童で週3回以上取り組むことで、論理的思考力が日常生活にも波及する
- 送迎の手間がゼロになることで、家庭の時間にも余裕が生まれる
- トータルコストで考えると、民間学童は「高い」とは限らない
一方で、公立学童にも「自由遊びの時間が多い」「費用が安い」というメリットがあります。大切なのは、お子さんの性格・興味と、家庭の状況に合った組み合わせを見つけることです。
「どの学童がベストか」は家庭によって全然違います。でも、選択肢を知らないまま決めるのが一番もったいない。見学に行けば子どもの反応でわかりますから、まずは気になる学童に足を運んでみてほしいです。
お子さんに合った「学童+習い事」の組み合わせを見つけませんか? 「学童のくちコミ」では、英語・プログラミングなどの習い事プログラムで学童を絞り込み検索できます。利用者の口コミで、プログラムの実際の効果もチェックできます。 お住まいの地域の学童を探す →
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